ねんトレ:CIO(Cry it out)
CIO (Cry it out)は名前の通り、赤ちゃんを「泣かせっぱなし」にするねんトレです。
泣かせっぱなしといっても2~10分を上限にしているので放置というわけではなさそうです。ボストンの子供病院のFerber氏によって提唱されたものなのでFerberメソッドとも言われておりアメリカでは主流なねんトレです。もちろん賛否両論ありますが考え方としては赤ちゃんが一人で眠れるようになるためには、赤ちゃん自身が自分を落ち着かせる方法を身につけなくてはいけないという事です。この泣く時間がそれを学習する為の時間なのです。
赤ちゃんは生後4ヶ月~6ヶ月くらいの間昼夜の区別ができるようになるそうなので、CIO開始時期はこの頃だそうです。3ヶ月までは、CIO準備期間として生活のリズムを構築する事をオススメ致します。私が実践した生活のリズム構築手法につきましてはジーナ式をゆるーく崩したゆるジーナ実践編をご参照下さい。現在ゆるジーナ実践により3ヶ月の息子は5〜6時間は寝てくれており、夜寝むりについた時間(19:00~21:00)から朝7:00までの間に授乳する事は1回、多くて2回となっています。体重も平均をやや超えて成長中なので夜中の授乳回数が少ない事による支障はなさそうです。
さてCIO実施には以下7ステップをご参照下さい。
- 赤ちゃんが寝てしまう前にベビーベッドに寝かせる。部屋は明かりを消して暗くしておきましょう。真っ暗が苦手な赤ちゃんにはナイトライトなどで少し明るくして上げましょう。
- 赤ちゃんにおやすみのキスなどをし、部屋をでましょう。泣いていても決められた時間はそのままにしましょう。(不安だと思うのでベビーモニターなどで監視する事をオススメします。我が家はスマカメを導入しております)
- 赤ちゃんの寝ている部屋に戻り、2分を超えない範囲で赤ちゃんに話しかけたりしながら様子を見ましょう。ここで大切なのは赤ちゃんを抱きかかえない事。話かける時も極力落ち着いた声で話しかけましょう。2分たったら泣いていても、赤ちゃんに笑いかけられても我慢し、再度部屋から出ましょう。
- 以下の推奨時間を退室時間にし、3を繰り返しましょう。
- 1日目: 3分→5分→以降10分
- 2日目:5分→10分→以降12分
- 3日目以降:だんだん伸ばしましょう (ie. 7分→→12分、以降15分)
- 赤ちゃんが寝付くまで繰り返しましょう。
- 赤ちゃんが再度目覚めたらまた最短退室時間からまた繰り返しましょう。
- 開始日から日々退室時間を徐々に伸ばしていきましょう。Ferber氏によると多くの赤ちゃんが3〜4日で長くても一週間で一人で寝れるようになるそうです。上手くいかない場合は時期尚早という事だそうなので数週間おいてから試す事をオススメいたします。
このメソッドを強く批判しているのは真逆のメソッドを推奨しているシアーズ博士。泣かせぱなしは脳をダメージするとかADHDになる可能性が高くなるとかとか。日本では泣かせっぱなしはよくサイレントベビーになるなど聞きますが、それも極端な例なのではないかなと。寝かしつけ以外の時間に存分にかまってあげていれば大丈夫なんじゃないかなーと。明確な根拠のないネガティブを恐れるより日々そばにいるママ、パパが無理なく笑っていられて笑顔で楽しく赤ちゃんに接してあげられる事の方が大切なのではないかと思います♪
うちの息子はまだ3ヶ月ですし、ゆるジーナによる生活リズム構築で寝てくれているのでまだ試してはいませんが、7ヶ月で試した友人は3日目から夜通し寝てくれるようになったそうです。その子は同年齢の子と比較しても賢く、よく笑う子です。我が息子も今後急に寝なくなったりするかもしれませんので必要に応じて試す日がくるかもです。現在夜の寝かしつけには苦戦しているのでその解決手法としても興味ありです。
その他のねんねトレーニングにつきましては「ねんねトレーニングまとめ」(更新中)をご参照下さい。